先代が北広島の地に移り住んだのは昭和48年。

この北広島後に地に根を張り、守り続けた小さな小さな葬儀社。
葬儀社は縁起が悪いと忌み嫌われていました。
それでも誠実に、町の為に尽力してきたと教えられました。
平成、そして令和の時代は、様々なものが便利になりました。
たくさんのきれいな斎場が雨後の筍の様に乱立していきます。


ある日、老夫婦が静かに手を取り合いながらその扉を訪れます。
小さな声でつぶやきました。

「ここで見送られたいのです。父も、母も、そして私たちも。」

藤葬祭ホールが、過去に見送った家族の記録。
夫婦の歴史とぴたりと重なります。

地域の人々の人生を支え続けた誇り。
これからも、この町に住む皆様のために私達は歩んでいきます。